「みんなでつくろう元気なあつぎ」

平成27年2月1日、厚木市は市制60周年を迎えました。この間、先人のたゆまぬ努力と企業集積・交通の要衝の地としての優位性を背景に、厚木市は着実な発展を遂げてきました。

市長就任以来、私は先輩方のまちづくりに対する熱い思いを継承し、市民の皆様と共に「元気なあつぎ」の創造に情熱を懸けてきました。その結果、全国自治体経営革新度調査で日本一の評価をいただくなど、成果が目に見える形となって現れてきています。

一方、全国的な少子化・超高齢化、人口減少社会の到来などに伴い、厚木市におきましても今までに経験したことのない新たな局面を迎えようとしています。行政が持つヒト・モノ・カネといった経営資源がこれまで以上に逼迫する中、増大する社会保障費、老朽化した公共施設や道路などの社会資本の更新費用の確保、想定を超える集中豪雨対策、南海トラフ巨大地震や首都直下地震への備えなどに対し、長期的かつ総合的視点に立った継続的な政策が求められています。

厚木市がこれからも全国に、そして世界に誇れるまちであり、恒久不変の雄都であり続けるため、私は未来へと進化を続ける行財政運営の強いリーダーとしてこれらの課題に立ち向かい、更なる改革への挑戦を続けていきたいと考えています。

今まで市民の皆様と共に創り上げてきた「元気なあつぎ」が、真に自主自立したまちとして更に飛躍できるよう、強靭で持続可能な経営基盤を確立し、次の70年、100年を市民の皆様が光輝く夢と希望をもって迎えることができる礎を全身全霊を懸けて築いていくことをお約束いたします。

2015年2月 厚木市長 小林常良

過去のメッセージ

すべての市民の皆さんへ

小林つねよしから、市民のみなさんへお届けするメッセージです。